愛犬マルプーゆずの旅日記

愛犬マルプーゆずの旅日記

2016.10.4マルプー♀ トイプードルとマルチーズのミックス犬 ゆずと旅に出たい。

人にやさしくされた時・・・自分の小ささを知りました

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人にやさしくされた時 自分の小ささを知りました

 

MONGOL800 あなたに の歌詞です。

人にやさしくされた時
自分の小ささを知りました
あなた疑う心恥じて
信じましょう心から

 

youtu.be

 

私は器の小さい人間なので些細なできごとのなかで自分の小ささを知ることが結構あります。

 

例えばこの間、娘といつもの散歩道でゆずの散歩をしているときに急にわたしが便意をもよおしてしまい、娘二人に了解を得てからちょっと先のコンビニへトイレを借りに小走りにその場を離れました。

 

そしたら後ろで「キーキキキッ!」と自転車のブレーキ音が鳴り響き、自転車に乗っていたおばちゃんが娘に「ちゃんとリード引いときなさいよ!」と怒っているではありませんか。

 

どうやらゆずがおばちゃんの自転車の前に飛び出ようとしてびびったおばちゃんが急ブレーキを掛けたようでした。

 

そこは自転車通行禁止(押して歩かなければならない)の散歩道。

 (注意の看板が出ています)

 

自転車通行禁止とは言え、いつも娘には、散歩をするときは犬が苦手の人もいるのでリードは短く持つように言っているため、襲い掛かる便意を我慢しながらそこは娘にちゃんとリードを短く持つようにちょっと大きめの声で注意しておばちゃんに頭を下げ穏便にすませました。

 

おばちゃんも「もうっ」と言いながらその場を去っていきました。

 

小学2年生の娘は今にも泣き出しそうな状態。

私に怒られたというより今まで他人に強く怒られた経験がほぼないので、いきなりおばちゃんに怒鳴られてショックを受けている様子。

 

そしたら、おばちゃんのすぐ後ろを歩いていたおじさんが、何やらこちらを睨みながら通り過ぎていきさらには娘のこともジロジロ何度も見ながら何か言いたげに何度も振り返りながら通り過ぎようとしていました。

 

一連のやり取りを見ていたのでしかめっ面で何か文句を言いたそうな感じ。

 

リードを短く持てていなかったとはいえ、自転車を押して歩かなくてはいけない散歩道での出来事。そのことを承知の上、娘をしかりつけ穏便に済ませたのだからこれ以上何か言われる筋合いはないと、そのおっさんまで娘に何か言ってきたらさすがに娘にも悪影響を与えかねないのでそこは言い返さないとなと身構えていました。

 

そしたらそのおじさん、娘から5mくら離れたところで、再度振り返り

「大丈夫だから、気にするなよ!なっ!」

 と大きな声で娘に声をかけてくれました。

 さらに笑顔で娘に手を振ってくれています。

 

安堵から座り込んで泣く娘。

 

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マジでちょーいい人。

 

おじさんがあの状況で小学生の女の子に文句を言ってくるなどと疑ってごめんなさい。

でも、見ず知らずの他人にやさしくできるってすごいことです。

 

自分ってちっさいなと感じた一コマでした。

 

後から聞いた話では娘もあのおじさんに何か言われるんじゃないかと内心ビクビクしていたそうです。

 

 

私の便意はというと何か言われたら言い返さなきゃという緊張感からかきれいに消え去ってしまったので、そのまま娘たちとゆずとおうちに帰りましたとさ。